みどり第35号 2023年(令和5年)2月発行

みどり

町会活動を通して (会長 四区 米多廣行)

 大泉住宅共栄会会員の皆様変わらぬご協力に感謝申し上げます。

 2022年も前年に引き続き新型コロナウイルスに振り回され、ロシア・ウクライナ戦争、地球温暖化は益々深刻化。7月には安倍元首相が凶弾に倒れ、社会学者宮台氏が言論封鎖を思わせる襲撃。良くないニュースの多い中にあって私達の町会は皆様方の深い関心ご支援、役員皆様方の惜しみない働きにより期首立案事業を進めて参りました。紙面をお借りし、主ないくつかを上げてみたいと思います。

 防犯カメラ設置による一層の安心安全、抑止効果の為、年度内10台稼働予定。

 そして、共栄会ホームページが作成され、大変みやすく良いものに仕上げられております。既存の回覧板と併用し、よりスピーデイーに会員相互の情報共有化を目指しスタート致しました。デジタル苦手な私にも簡単に見ることができます。

 さらに、北野神社例大祭では3年ぶりに本社御輿神幸を規模縮少時間短縮で行われました。残念ながら子ども神輿は中止でした。これら以外に、防犯パトロール、スマホ教室等実施できました。会員の皆様、各担当役員の皆様、各区班長の皆様、サポーターの皆様、また、ご参加されお手伝い頂きました皆様有難う御座います。

 いたらない私を支えて頂き心よりお礼申し上げます。

 各町会も会員減少等、同様の悩みを抱えております。

 大泉住宅共栄会が地域に密着し魅力ある暮らしやすい街づくりの為に、大泉名水会の皆様、共栄睦会の皆様、大泉共栄寿クラブの皆様方と共に自由に意見交換し、お力をお貸しいただければと思っております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。        

2年間を通して (防災・防犯部担当副会長 五区 池田尚哉・賞子)

 コロナ渦中ではありましたが少し活動が再開できた2021年度より副会長という役割をいただき、大泉共栄会の会員の皆様のご理解のもと、班長の皆様、役員の皆様のご協力もあり、大泉共栄会の運営が出来ましたこと、心から感謝申し上げます。

 この地域に引っ越してきたのは2008年、当時は子供も小さく知り合いがいない地域に飛び込んで不安もありましたので、すぐに大泉共栄会に入会しました。その後、班長のお仕事を通じて役員の方々とお話をするようになり、総会に出席したり、共栄会の活動を知り、子供神輿に参加した時にはとても温かくお声がけいただき、なんて素晴らしい地域でしょうと感動しておりました。

 その後、役員というお仕事を通じて、お話ができる方々が増え、少しでもお力になりたいと思うようになりました。更に町会の運営の歴史を垣間見ることができ、会員数が500名を超える大きな町会を維持されたのは、先人の方々のご尽力の賜物だと感じました。防災・防犯部の活動では、コロナ渦で活動が見合わせられていた消防放水訓練の再開(役員、サポーターの方のみの出席でしたが)、防犯カメラの設置を実行しました。

 新しい活動をすることはエネルギーが必要ではありますが、あらゆる世代の意見も取り入れた共栄会の運営ができれば、より住み良やすく、活性化した地域の自治体活動になると確信しております。         

防災・防犯部 (三区 武井道子)

(1)放水区連の実施・備蓄品の配布

 本年度は十月二十二日に憩いの丘公園において放水訓練が行われました。コロナの感染拡大を防ぐため、昨年同様、役員、サポーターメンバーのみの参加とさせていただきました。
 石神井消防署のご指導のもと、倉庫内にある軽可搬消防ポンプと、スタンドパイプの使い方を学びました。同日、もみじ台公園にて賞味期限の迫った備蓄品を配布し、後日、新しい備蓄品を搬入いたしました。

放水訓練の様子
軽可搬消防ポンプの使い方を指導して頂きました

(2)年末防犯防火パトロールの実施

 十二月十日(土)、十一日(日)の2日にわたり、大変寒い中、延べ五十八名の会員の皆様にご参加いただき、グループに分かれてのパトロールを行いました。
 検温や使用器具の消毒等、感染拡大の防止に配慮し、実施しました。また、終了後の親睦会は例年と同様、中止とさせていただきました。
 ご協力いただいた皆様には、マスクとウェットティッシュの配布いたしました。

(3)避難拠点連絡会関係

 大泉中学校での避難拠点の集まりは、二か月に一回行われました。避難者の誘導経路の説明や、避難所におけるコロナ感染対策や防護服の着脱方法、また、避難者用テントや簡易トイレの組み立てなどを、榎本防災会長指導のもとで行いました。

(4)防災講習会の参加

 練馬区の主催する練馬防災カレッジや石神井警察署の生活安全課の主催の防犯講習会などに参加しました。
 平日の主催が多いこともあり、会長の協力のもと、可能な各種講習会に参加し、地域における安全対策や、避難所の運営、防災の意識を高める等の重要性を学びました。

 以上、活動報告とさせていただきます。コロナの感染拡大は終息せず、様々な配慮は今後も続くと思いますが、災害や犯罪はコロナに関係なくやってきます。地域における防犯・防災の役割の大切さを再認識した年でもありました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

環境・福祉部 (六区 櫻井茂樹)

(1)学園通りのボランティア清掃

 令和四年度は、毎月第三土曜日(一月、二月を除く)に実施し、十二月までに延べ七十七人の方にご協力をいただきました。
 本事業は、練馬区に実施報告をし、清掃用具等の支給を受けています。

(2)資源回収

 四月から十二月までの実績は、合計で三万八千七百八十キログラム・報奨金二十五万五千九百円(見込み)でした。
 なお、報奨金は、共栄会活動の一部として大変役立っています。

(3)敬老祝い金(一人当たり千円)

 敬老祝い金(一人当たり千円)を八十五歳以上の五十七名に贈呈いたしました。

(4)募金関係

 葉っぴー基金、赤い羽根共同募金、歳末助け合い募金へそれぞれ協力をいたしました。

(5)町内点検

 街灯・カーブミラー・環境美化推進地区・看板・消火栓縁取りなどの点検を実施し、不備事項を区役所等へ報告いたしました。
 街灯の球切れは、報告後速やかに交換工事が行われました。

(6)区内一斉清掃

 五月と十一月に、区の呼びかけで実施していますが、当会では回覧で周知し、会員宅周辺を自主的に清掃するよう依頼いたしました。
 集団での清掃は、ここ数年実施していません。

(7)一月から三月の予定

  • 学園通りのボランティア清掃(三月)
  • 資源回収(毎月第三水曜日)
  • 小学校入学祝い金の贈呈(三月)

 これまで実施してきた殺鼠剤の配布は、希望者の減少と、区役所が配布方法の見直しを検討していることから、今年度の町会経由の配布を取りやめました。

行事・広報部 (三区 柳澤克嘉)

(1)北野神社例大祭

 「北野神社例大祭」が十月一日~二日の二日間、三年ぶりに開催されました。規模縮小での開催でしたが、来年度への明るい兆しの一歩となりました。(東地区祭は中止)

(2)大泉住宅共栄会公式ホームページ(以下HP)開設

 公式HPを六月中旬に開設しました。回覧情報を毎月十五日頃に更新、その都度メールマガジンよりお知らせしています。
 検索エンジンからは「大泉住宅共栄会」のキーワードで1位の「大泉住宅共栄会 公式HP」で見つけて頂けます。

(3)スマホ教室の開催

 都の支援を頂き「スマホ教室」を十月八日に開催。参加者二十名中、九割の方から「満足」との回答を頂き、潜在的な関心の高さを肌で実感できた事は、今後の糧となる大きな収穫となりました。

スマホ教室の様子

(4)来年度の方向性

 来年度は、HPで回覧閲覧者を増やす施策を考え、より多くの方に新鮮な情報をお届け出来ればと思います。そのためにも勉強会の実施は必須と言えるでしょう。
 他にも役員間での疎通をスムーズにするための工夫や、防災部との連携で作る「防災マップ」等で更なる利便性の向上を図れればと思います。

 最後に、ご協力頂いた皆様、誠にありがとうございました。